DATABASE
論文・資料検索
詳細検索
  • 縮小
  • 拡大

機能安全(ISO26262)

ISO26262機能安全とは

現在の車両には数十におよぶ電気電子(E/E)システムが搭載され、かつ統合化されておりシステムレベルでの安全性が必要になっています。機能安全とは、ISO26262 Part 1において「電気電子(E/E)システムの機能不全のふるまいにより引き起こされるハザードが原因となる、不合理なリスクの不在」と定義されています。これは、E/Eシステムに故障が発生してもフェールセーフなどの安全機能を設けることにより、ドライバーや乗員、交通参加者等への危害を及ぼすハザード(危険)を許容可能なレベルに低減するという考え方をいいます。
ISO26262はIEC61508をベースとし、Part1~Part10で構成される規格であり、自動車のE/Eシステムのアプリケーション分野における固有のニーズに準拠するように策定され、車両総重量が3,500kgまでの量産乗用車に適用されるISO規格です。

現在の車のE/Eシステム(車載ECU)搭載イメージ
現在の車のE/Eシステム(車載ECU)搭載イメージ

ISO 26262の概要図
ISO 26262の概要図(出典:ISO26262-1、図1 Overview of ISO26262)

ISO26262に対するJARIの取組み

2011年3月から完成車メーカー、部品メーカーの参加を募り、JARI内にISO26262 運営委員会を設置し、日本自動車工業会、自動車技術会およびJASPAR 殿のご協力を得て規格の運用に向けた課題と対応について情報を共有してきました。そして、20社以上が参加する共同研究事業を立ち上げ、ワーキンググループ活動を通した規格解釈の支援やワークショップを開催し、研究成果の公開を行っています。また、ISO26262の導入において国内各社が従来実施している品質管理手法を有効活用できる、第三者アセスメントの手法の検討等を進めています。

また、2011年9月よりイギリスの試験研究機関であり、ISO26262の策定にも参画しているMIRA (Motor Industry Research Association) と技術提携を主体としたパートナーシップを結び、機能安全への取り組みの先駆者である欧州の知識、経験も取り入れた活動を行っております。



ISO26262共同研究活動

解説書の発行

上記共同研究の解説書ワーキンググループの活動成果である、ISO26262の規格解釈(Part 2, 3, 4, 5)について、JARIより刊行物として発行(有料)いたしました。詳細は、こちらをご覧下さい。

これまでの活動の経緯

国土交通省からの受託事業である「電子制御システムの安全基準策定に関する調査検討」など、1990年代より自動車の機能安全に対する研究に取り組んできました。
2005年からは公益社団法人自動車技術会(JSAE)主催の機能安全分科会に参加しISO26262の検討を開始しており、2008年からは一般社団法人日本自動車工業会(JAMA)等と連携し、実車実験なども含めISO26262導入に向けた調査研究を実施しています。

ISO26262に対するJARIの活動
ISO26262に対するJARIの活動

ISO26262関連サービス

2011年9月よりイギリスの試験研究機関であり、ISO26262の策定にも参画しているMIRA 社と技術提携を主体としたパートナーシップを結び、機能安全への取り組みの先駆者である、欧州の知識、経験も取り入れた機能安全トレーニング、コンサルティングといったサービスの提供を行っています。
特に、自動車メーカー、部品メーカーにて製品を開発されている技術者、開発管理責任者、品質責任部署のメンバー、プロセス改善を推進する部門のメンバー、全社的な活動を承認、推進する経営陣、といった方々を対象にした、様々なISO26262トレーニングプログラムを用意し、お客様個別の状況に応じたトレーニング内容のカスタマイズも進めています。

 

機能安全トレーニング 機能安全コンサルティング 機能安全アセスメント

イベント

▲ページトップへ