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記事詳細:Detailed Article

JARI Research Journal (2012~)環境・エネルギー/Environment & Energy

資料名 / Title

JRJ20131202 研究活動紹介
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AC普通充電器の互換性評価手法の概要
Overview of Evaluation Method for EVSE Compatibility

大野 和之,沼田 智昭,矢野 勝,黒田 英二
Kazuyuki ONO,Tomoaki NUMATA,Masaru YANO,Eiji KURODA

低炭素社会構築に向けた取組みの一環として,電気自動車(EV),プラグインハイブリッド自動車(PHEV)の導入が進んでいる.EV/PHEVの普及には充電インフラの広範な整備が不可欠であるが,市場の拡大にともない安全性や性能などの品質が確保された充電器だけでなく,粗悪な充電器が流通することも考えられる.特に,AC普通充電器(EV supply equipment : EVSE)は,公共のみならず一般家庭でも利用されるものであり,従来の家電機器とは消費電流や通電時間など異なる特徴を有する.そこで一般財団法人日本自動車研究所(JARI)では,電気事故や充電不能の事態を防ぐため,製品の安全性や性能に関する適合性を第三者が評価する制度の検討について,学識経験者,消費者団体,EVSEメーカなどからなる委員会と共に検討を進め,2012年4月にEV/PHEV用AC普通充電器製品認証事業(以下,認証事業とする)を開始した1), 2).
 認証事業における審査項目の一つに,EVSEとEV/PHEVの互換性評価がある.互換性とはEVSEが様々なEV/PHEVに対して充電できることであるが,この機能はIEC61851-1 電気自動車用コンダクティブ充電システム:一般要求事項3)(以下,IEC61851-1とする)に規定されたEVSEとEV/PHEVとの間の充電制御信号であるコントロールパイロット(CPLT)信号を主に測定することで検証している.なお,認証基準の策定にあたり,EVSEメーカ,自動車メーカおよび関連団体のメンバによって構成されるワーキンググループを発足し,EVSEの互換性を評価するための要求事項や判定基準を協議した.より確実な充電動作を可能とするため,国際規格には規定されていない項目(予見可能な誤使用・非常識な使用・故障又は異常状態)も認証基準に追加している.
 本稿では,EVSEの互換性評価に関するCPLT信号の測定や評価方法,試験装置や評価結果の一例について紹介する.さらに,JARIでは実使用下での充電不成立事例についても調査を進めており,開発した試験機器の機能を一部紹介する.

種別 / Article Type

JARI Research Journal (2012~)

資料名 / Title

JRJ20131202 研究活動紹介

発行年月 / Date of Issue

2013/12

分野 / Field

環境・エネルギー/Environment & Energy
ID:6715
 

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