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ロボット安全試験センター

 生活支援ロボットや介護ロボットなど、人と共存するロボットは生活の質を向上させる新しい機器として期待されています。一方で、自律動作するロボットが人々と共存、あるいは接触して使われるためには新しい安全技術が必要であり、その確立が急務となっています。
 JARIでは国家プロジェクトに参画し、ロボットの安全を確認するための試験方法を研究・開発するとともに、得られた成果を標準化に反映することで開発メーカーの皆様に共通の手法としてご活用いただけるようにするなど、ロボットの安全に関わる研究、標準化、試験を一体とした事業を進めています。


研究と標準化への取り組み

基礎研究

 人との協働・協調をおこなうサービスロボットや協働型産業用ロボットなどでは、人とロボットが接触することを十分に考慮した設計が必要となります。つまり、自動車のような重篤な傷害だけではなく、どの程度の接触で人が痛みを感じるのか、けがをするのかなど、重篤度の比較的低い傷害レベルの研究が重要になります。JARIでは、これまで培った人体シミュレーション技術を応用し、ロボットに適した試験方法、合否基準につながる基礎的な研究に取り組んでいます。

軽度傷害を明らかにするための人体シミュレーションモデル(腕)


人体シミュレーションモデル
左図:上腕モデル断面
右図:打撃による内部応力分布の例

試験法開発

 荷物の運搬ロボットや、ドローンなど多種多様なロボットが開発され、これらが生活の中で日常的に活躍する世の中がすぐ目の前に到来しています。ますます便利な世の中になる一方、これまでになかったロボットが生活の中で人にけがをさせるかもしれません。また、見た目は同じようでも、十分な性能をもっていないかもしれません。そのため、安全や性能を公平に判断する共通の試験方法が望まれ、JARIでは、ロボットを利用・開発される方々の立場に立って様々な試験方法を開発しています。

移動型ロボットの下り坂での抑速機能の試験例移動型ロボットの下り坂での抑速機能の試験例図

移動型ロボットの下り坂での抑速機能の試験例

標準化支援活動

 上記の基礎研究、試験法開発の成果はISO(International Organization for Standardization)などに提案し、ロボットの安全基準の普及と国際調和活動に貢献しています。


内閣総理大臣賞受賞

 平成21~25年度 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「生活支援ロボット実用化プロジェクト」の成果により、産業技術総合研究所、名古屋大学とJARIの各機関研究代表者が、第13回産学官連携功労者表彰 内閣総理大臣賞を受賞しました。 産学官の連携によって生活支援ロボットの安全性評価の基準、試験方法、認証スキームを確立することで、生活支援ロボット実用化の障壁を排除したこと、生活支援ロボットの安全規格 ISO13482 発行に貢献して同規格による認証事例を生み、民間企業4社からの販売開始につながったことが評価されての受賞です


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開発の支援

 基礎研究や試験法開発によって得られた成果を開発メーカーの皆様にご活用いただくため、開発の各フェーズに応じたコンサルティングや各種試験サービスをご用意しています。詳細は下記の「ロボット安全試験センター」のページをご覧ください。


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