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環境・エネルギー

研究概要

安心して暮らせる社会の構築・維持に向けて、自動車に対する環境改善とCO2排出量の削減・低炭素社会の実現に関心が高まっています。 JARIでは、「持続可能なモビリティ社会」の構築を目標に、自動車から排出される有害物質や騒音の評価・低減および燃費向上やCO2削減に関する幅広い研究を行っています。

持続可能なモビリティ社会

自動車から排出される有害物質に関して、エンジン燃焼室内での生成機構解明、低減のための燃焼・排気後処理技術の研究、計測法の開発や試験法策定、さらには大気放出後の移流・拡散や化学反応の研究および有害物質の健康影響評価といった幅広い関連分野の研究活動を総合的に行える機能を持っています。最近は、複数分野の要素研究を統合し、自動車交通流シミュレーションやITS技術を組み合わせてCO2排出量や騒音を低減する研究も実施しています。さらに、排出ガス・燃費試験法や騒音試験法の分野では、国内の試験法改定活動や国連の国際基準調和活動に積極的に参加し、これまでの研究活動により得られた成果を活用して試験法確立に貢献しています。また、アジア圏の新興国に対する自動車の省エネルギーや環境改善に関する調査・国際貢献および政策提言のための支援活動を各分野の専門研究員と共に進めています。

ハイブリッド自動車(HEV)、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)、電気自動車(BEV)などの電動車両は、二酸化炭素排出抑制等の観点から普及促進に向けた取り組みが進められています。また、水素を燃料とする燃料電池自動車(FCV)は2015年から市販され、脱石油・エネルギー多様化の観点から期待が高まっています。これら電動車両や蓄電池、燃料電池に関する標準化、調査研究ならびに評価研究を進めています。

主な研究分野

主な試験項目

試験設備は、二輪車から総重量25t車までに対応した各種サイズのシャシダイナモメータシステム、ガソリン、ディーゼル及びCNGエンジンに対応したダイナモメータシステム、テストコースにおける騒音測定装置を備えており、使用過程車から最新自動車まで種々な供試体について多様な走行条件での評価試験を行っています。

  1. 微量有害成分を含む排出ガス性能試験
  2. 燃費試験
  3. 耐久試験
  4. ガソリン自動車の蒸発ガス測定試験
  5. 騒音試験
  6. 排出ガス後処理装置等コンポーネントの開発支援
  7. 自動車用燃料の性状分析
  8. 道路交通調査や車両評価に係わる実走行試験

また、近年では試験対象も自動車以外の建設機械や産業用エンジン等に拡張すると共に自動車のタイヤ及びブレーキ摩耗粉塵に関する試験を担当し研究をサポートするなど新たな領域に取り組んでいます。排出ガス測定試験機関としては、2012年4月にマネジメント及び技術に関する能力が国際的に認められたISO/IEC17025試験所(化学試験)として認可を受けて、国内の保安基準に加えてUN/ECE(国際基準調和)等各国の試験法に準拠した試験に対応しています。これにより今後導入が検討されている国際的な車両型式認証の相互承認制度(IWVTA)に対応した体制をいち早く準備しています。

  1. 電動車両関係
  2. 蓄電池の性能評価
  3. 燃料電池の性能評価

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