JARI 一般財団法人 日本自動車研究所

試験車両の搬入


  • 城里テストセンターへの受検車両納入は、試験実施前に測定機器搭載等に係る準備に要する日数が必要なため、試験実施日から数えて10日前までにお願いします。
  • 受検車両は納入前に十分な整備点検・調整を施すものとし、整備点検・調整は受検者の責任で行ってください。

各試験毎の前提条件

  • 受検者の方が事前に調達・手配等準備を行ってください。

二輪車の制動装置の性能試験

  1. ブレーキ慣らし等ブレーキ調整は、納車前に受検者側の責任で行ってください。当研究所では試験時に行いません。 バニシング手順については、自動車製作者等で実施することが出来ますので自動車製作者等で実施をお願いします。
  2. 前輪ブレーキ操作力は、液圧測定を基本とします。治具加工のためマスタシリンダへの液圧配管取付ボルトおよびワッシャ2枚を試験二輪車納車時に当研究所へ同送してください。
    なお、機械式ブレーキの場合は、加工用のレバーを試験二輪車納車時に当研究所へ同送してください。
  3. 後輪ブレーキ操作力は、前輪ブレーキ操作力測定と同じです。
  4. 上記2. および3. の判断のため、「並行輸入車両試験依頼書」および「受検車両諸元表」を当研究所へ送付時点で試験二輪車の右側面方向からの外観写真を同封して下さい。
  5. ブレーキ液一式を用意してください。
  6. 試験に伴う制動装置の分解後の整備点検は、受検者側の責任で行ってください。
  7. 二輪車ABS試験時のアウトリガーの製作取付けは、受検者側で行ってください。

乗用車の制動装置の性能試験

  1. ブレーキ慣らし等ブレーキ調整は受検者側で行ってください、当研究所は試験時に行いません。
  2. 各種の故障状態は、受検者で実施してください。
  3. 粘着力利用曲線図は作図せず、非積載・積載試験も行います。
  4. 試験に伴う制動装置の分解後の整備点検は、受検者側の責任で行ってください。

車両総重量3.5t以下のトラックの制動装置の性能試験

  1. ブレーキ慣らし等ブレーキ調整は受検者側で行ってください、当研究所は試験時に行いません。
  2. 各種の故障状態は、受検者で実施してください。
  3. 試験に伴う制動装置の分解後の整備点検は、受検者側の責任で行ってください。
  4. 駐車制動装置試験は、坂路試験方法を行います。
  5. トラクターの積載のための荷台の製作取付けは、受検者側で行ってください(トラクターヘッドの場合のみ)。

車両総重量3.5t~12tのトラックの制動装置の性能試験

  1. ブレーキ慣らし等ブレーキ調整は受検者側で行ってください、当研究所は試験時に行いません。
  2. 各種の故障状態は、受検者で実施してください。
  3. 試験に伴う制動装置の分解後の整備点検は、受検者側の責任で行ってください。
  4. 駐車制動装置試験は、坂路試験方法またはブレーキテスターで制動効率試験を行います。
  5. トラクターの積載のための荷台の製作取付けは、受検者側で行ってください(トラクターヘッドの場合のみ)。

車両総重量12t超えのトラックの制動装置の性能試験

  1. ブレーキ慣らし等ブレーキ調整は受検者側で行ってください、当研究所は試験時に行いません。
  2. 各種の故障状態は、受検者で実施してください。
  3. 試験に伴う制動装置の分解後の整備点検は、受検者側の責任で行ってください。
  4. 駐車制動装置試験は、ブレーキテスターで制動効率試験を行います。
  5. トラクターの積載のための荷台の製作取付けは、受検者側で行ってください(トラクターヘッドの場合のみ)。

お問い合わせ

一般財団法人 日本自動車研究所

企画・管理部 非認証輸入自動車等の加速走行騒音試験予約係

住所:〒305-0822 茨城県つくば市苅間2530
E-mail:kenkyu[at]jari.or.jp
※メールアドレスは[at]を@に替えてください。


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