自動バレーパーキング機能実証実験開催のお知らせ
2018/10/23
交通事故削減に向けた自動運転の開発が進められており、2020年代後半には一般道における自動運転レベル3以上の実用化も見込まれています。一方で、その実現に向けては、技術の醸成だけでなく、ルールの整備やビジネスモデルの成立など様々な課題の解決が必要となっています。
そのため、今後の自動運転実現に向けた具体的な活用ケースとして、安全性の確保やルール、技術等の課題が比較的少ない「限定空間・限定活用」での運用が可能な自動バレーパーキングを開発し、その機能を関係者に公開することにより、その利便性や実現可能性をアピールし、市場ニーズの喚起を図ります。
自動バレーパーキングシステムは、「車両」、「管制センタ」、「駐車場インフラ」の3者がお互いに連動し機能分担することで、歩行者や一般車両が立ち入らない限定空間である駐車場での自動運転を実施するシステムです。ドライバは目的に合わせて自動バレーパーキング駐車場を予約し、乗り降りの最も便利な施設の入口付近などで降車(乗車)し、管制センタと車両が通信を行い安全に自動運転および自動駐車(出庫)する仕組みです。
自動運転技術を活用した「自動バレーパーキングシステム」の実現には、車両と駐車場が協調しともに進化していく必要があります。未来を実感できる自動バレーパーキングシステムのデモに加え、現在搭載が始まったばかりの最新の駐車システムを体験するデモと併せて、将来的に多様なモビリティのハブ機能を持つ情報拠点として期待される駐車場の魅力をご紹介いたします。
4台の乗用車がセンタからの指示に従って、指示された駐車スペースにそれぞれ協調しながら駐車する様子を見学いただきます。
一部の車両に搭載が始まった最新の駐車システム(車内から操作)とリモートパーキングシステム(車外から操作)を同乗体験いただきます。
現在、駐車場が抱える課題の提示や、今後提供が予想される駐車場関連サービスの紹介を行います。
日 時:2018年11月14日(水)~15日(木) 10:00~17:00
※定員となりましたので、申し込みを締め切らせていただきました。
※11月13日(火)はプレスデーです。
会 場:デックス東京ビーチ 駐車場2階 東京都港区台場1-6-1(アクセス)
定員となりましたので締め切らせていただきました。
申し込みは終了いたしました。
お問い合わせ先
一般財団法人日本自動車研究所 ITS研究部
メールアドレス:itstokyo[at]jari.or.jp
※メールアドレスは[at]を@に替えてください。
※当事業は、経済産業省事業 平成30年度「高度な自動走行システムの社会実装に向けた研究開発・実証事業:自動バレーパーキングの実証及び高度な自動走行システムの実現に必要な研究開発」にて実施しています。