JARI 一般財団法人 日本自動車研究所

スイス建設機械用エンジン排出ガス規制の試験機関として認定を取得

2012/07/09


一般財団法人日本自動車研究所はスイス連邦政府大気汚染規制法Ordinance on Air Pollution Control (OAPC)で定める建設機械用排出ガス粒子規制の試験機関としてスイス連邦環境局Federal Office for the Environment (FOEN)より認定されました。

 
OAPCでは2009年以降生産される出力が18kw以上の建設機械用ディーゼルエンジンは粒子数規制の適合もしくは当局により認定された(スイス規格SNR 277206による適合認定)後付けDPFの装着が義務付けられています。
 
これまでスイス当局からは欧米の4つの試験機関が認定を得ていましたが、このたび5番目の試験機関として,また日本国内で唯一の試験機関として認定をされました。これにより、当研究所においてOAPCの要求する粒子数適合試験およびSNR 277206による後付けDPFの適合試験を実施することが可能となり試験結果報告書を発行いたします。試験は当研究所の設備の他、当研究所の審査員が立会いエンジンメーカー自社設備での試験も可能となっています。

Close