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【CALMネットワーキングプロトコル・ダイレクトモードに関する調査研究】
重点サービス実現に向けた共通基盤整備の支援
-ITS情報通信基盤の規格化推進-
【CALMネットワーキングプロトコル・ダイレクトモードに関する調査研究】 |
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CALMネットワーキングプロトコル・ダイレクトモードは、通信シナリオとして提案されている車車間・路車間のさまざまなタイプの通信をCME(インターネット用アプリケーションインタフェース)の機能を用いてCALMの中に組み込むもので、標準化ドラフトとしてISO21210-1と同-2がある。
本調査研究は、日本で検討されている非IPタイプの車車間通信のISO提案への検討に加えて、関連するCVIS、VIIなど欧米のプロジェクトについて動向調査を行うことを目的とする。
平成18年度は、下図に示す検討を行った。
平成18年度調査の構成
ISO/TC204/WG16や欧州のCVIS、米国のVIIなどにおける検討状況を把握することができた。非IPタイプの通信を扱うISO21210-2ドラフトへの反映を目的に検討を進めたが、平成18年度中に行われたTC204/ WG16会議でCMEと切り離して議論が進められることとなり、21210-2は内容を見直した後、-1へ組み込まれる見通しとなった。今後、非IPタイプの車車間通信のISO標準化を行うためには、CME機能によらないCALMへの組み込みを視野に入れて検討することが課題となった。
今後もわが国の技術力の優位性を維持しながら国際貢献を果たすべく、欧州のCVIS、米国のVIIなど関係するプロジェクトとの整合を図りながらCALMの国際標準化へ寄与する。
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