JARI 一般財団法人 日本自動車研究所

「ITS産業動向に関する調査研究報告書」2021年版


ITS産業動向に関する調査研究報告書
- ITS産業の最前線と市場予測2021 - (A-4判 440頁)

報告書冊子
一般頒布価格 22,000円、JARI賛助会員価格(2割引)17,600円(消費税込)
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テレワーク等の拡大に伴い、PDFのご提供もあります! (詳細は「こちら」


  • 各方面でご活用いただいている「ITS産業動向に関する調査研究報告書」の2021年版
  • 日米欧の自動運転の取り組みを網羅的に紹介し、自動車産業やモビリティサービス・MaaS等の最新の動向も分析
  • ITS関連企業へのアンケートやインタビューを実施して内容を一層充実

 超高齢化や人口減少、都市の人口集中、地方の過疎化、労働力不足などのこれまでの社会問題に加え、 カーボンニュートラルやwith/afterコロナへの対応が求められるなかで、人やモノの移動の課題解決に向けて、 自動運転モビリティサービス・MaaSに急速に注目が集まっている。 MaaSがもたらす新たな価値は、鉄道会社、公共交通事業者はもとより、これからも様々な産業へと拡大するものと期待され、 実現に向けた取り組みが活発化してきている。
 本調査研究では、世界中で開発が進む自動運転の技術とその課題や法整備の動向を紹介するとともに、 自動車が持つ情報の活用やセキュリティ、少子高齢化や労働力不足を解決するためにICTを活用した新たなモビリティサービスなど、 自動車だけでなく、その周辺動向も含めて網羅的に調査を実施した。

 今後のITS関連市場やモビリティ社会を展望するための資料として、様々な関係者にお役立ていただき、 関連産業の発展に貢献することができれば幸いである。


2021年版報告書の特長

  • 世界の景気動向から考察した今後の自動車市場の見通しや 従来からの社会課題に電動化やカーボンニュートラルへの対応と 人やモノの移動課題に対する将来のモビリティを考えるための技術課題を整理
  • 自動車が様々なメディアと繋がるConnected化に向けた取り組みとして、 インフラ協調サービスなどの動向等について紹介。 併せて、Connected化の進展に必要なV2Xと車載電子システムのセキュリティの日本や欧米における 開発状況や標準化、最新動向を紹介。 また、カーナビゲーションの将来像についても考察。
  • 搭載が進む安全運転支援システムの普及動向やセンサーの最新動向についての調査、 自動運転システムの要素技術である位置評定技術や周辺環境認識技術、 AI技術などの技術的な課題を考察。 併せて、「人」と「物」のそれぞれの移動の自動化に関し、自動運転を実現する目的とその動向、 国内外の自動運転の開発動向や実証実験などの取り組みをまとめた。
  • 日本国内のMaaSの動向に注目し、モビリティサービスの取り組みや、 新たな移動スタイルへのニーズの高まりなどを受けて、関係者へのインタビューを通して見えてきた課題や 今後のモビリティサービスについて具体的な例を挙げながら紹介。
  • 電動化がITSに及ぼす影響やSDGs/ESGとの関係を世界各国のEVの動向を交えて考察。


目次

はじめに

第1章 調査研究の概要

第2章 モビリティを取り巻く社会情勢・業界動向

  • 2.1 マクロな視点からみた自動車のマーケット
  • 2.2 人・モノの移動に関する社会課題
  • 2.3 これからの自動車、新モビリティの技術課題

世界経済の景気動向や社会情勢の変化を紹介するとともに、世界的にパンデミックが続く中での国内外の自動車市場について考察した。 また、移動に対しては、環境にやさしい、安全や便利といったこれまでの視点に留まらず、新型コロナウイルスの影響で移動が制限される中で、 移動せずにできることといった新しい価値観に対応した取り組みも増えてきつつある。 今年度は、これらの変化についてのデータも交え、昨今の人・モノの移動に関する状況を報告する。 電動化やカーボンニュートラルへの急速な対応を迫られている自動車業界における、社会課題解決に向けたこれからの自動車や 新しいモビリティの技術課題を整理した。

第3章 Connectedを構成する技術・インフラ

  • 3.1 車両と外部環境との通信の概要
  • 3.2 インフラ協調サービス
  • 3.3 車内通信システムの構成・進化
  • 3.4 ナビ・インフォティメントシステムの動向
  • 3.5 スマートフォンの活用事例
  • 3.6 自動車の情報活用
  • 3.7 自動車をめぐるセキュリティの動向

情報通信技術の進歩と相まってさらに進化を続ける自動車のConnected化への取り組みと課題を紹介する。 自動車に搭載されているセンサーでは捉えきれない情報を、車両やドライバーに伝え、運転をサポートするETC2.0、VICS、ITS Connectなどの インフラ協調サービスの取り組みも紹介し、インフラ協調システムや衛星測位システムの動向と課題について述べる。 車内通信システムとして、車載ワイヤーハーネスの延伸による車重増加の課題の対応に向けた、通信速度とアーキテクチャの進化を紹介する。 自動車のConnected化に向けて、様々なメディアへ繋がることで、 車両に対するサイバー攻撃の脅威に対抗するための車載システムセキュリティの開発動向、標準化、ガイドライン、規制の動向についても紹介する。

第4章 安全運転支援システムと自動運転システムの動向

  • 4.1 安全運転支援システムの市場動向
  • 4.2 自動運転システムの技術的課題と国内外の動向
  • 4.3 モビリティの自動化技術の実装状況と動向

普及が急速に進む自律型安全運転支援システムの普及動向、その普及に向けた活動を紹介するとともに、 ITS関係者へのアンケート結果に基づき、安全運転支援システムの今後の搭載予測と技術動向、市場の見通しや普及に向けた課題について考察する。 また、自動運転システムの技術的課題について述べる。
「人」と「物」のそれぞれの移動の自動化に関し、自動運転を実現する目的とその動向、各国における自動運転技術の開発動向と その実現に向けての課題を紹介するとともに、国内外での開発動向や各地で活発に進められている実証実験などの取り組みをまとめた。

第5章 Shared & Servicesの動向

  • 5.1 MaaSの動向
  • 5.2 新しいモビリティの拡がりと可能性
  • 5.3 MaaSの取り組み
  • 5.4 MaaS普及に向けた課題・視点

自動車や公共交通事業者をはじめとした交通産業に係る民間企業が中心となり、ここ数年でMaaS、モビリティ産業としての取り組みを推進し、 交通産業以外のIT企業などは、クルマ以外の新しい価値を創っていこうとしている。 さらに、新型コロナウイルス感染症によって、人々の移動に対する価値観、行動にも大きな変化が出てきたことで、 これらの取り組みが一気に加速してきている。
本章では、このような変化を背景に昨年からの変化点について、特に日本国内のMaaSの動向に注目し、 モビリティサービスの取り組みや、関係者へのインタビューを通して見えた課題や、サービスが目指す姿について、具体的な例を挙げながら紹介する。

第6章 電動化の動向

  • 6.1 電動化がITSに及ぼす影響
  • 6.2 電動化とESG/SDGsとの関係

電動化/脱炭素への流れはグローバルで広がり続けている。 気候変動は、地球レベルでの喫緊の課題である中、電動化がITSに及ぼす影響や、 昨今、日常生活の中でもよく耳にするSDGsやESGとの関係を、世界各国のEVの動向を交えて考察する。

第7章 まとめ(ITSの普及に向けて)



報告書の頒布価格のご案内

昨年に引き続きPDF版を発行します。
頒布受付を開始いたしました。4月中旬頃から順次発送いたします。

【価格(いずれも消費税、送料込み)】

1.報告書冊子のみでの販売
一般       22,000円
賛助会員(2割引) 17,600円
2.PDFのみでの販売
一般       22,000円
賛助会員(2割引) 17,600円
3.報告書冊子+PDF セット販売
一般       27,500円
賛助会員(2割引) 22,000円

※各5式の一括購入は1割引、各10式の一括購入は2割引、各20式の一括購入は3割引となります。
※PDF版は個人使用に限定させていただきます。配布やクラウド等へのアップロードはご遠慮ください。


お問い合わせ先

一般財団法人 日本自動車研究所 新モビリティ研究部 中塚・大庭、総務部 田中・窪田まで

〒105-0012 東京都港区芝大門1丁目1番30号(日本自動車会館12階)

新モビリティ研究部:itstokyo[at]jari.or.jp
総務部:itsweb[at]jari.or.jp

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