8月10日(金)に「つくばちびっ子博士」を開催しました。小中学生の計74名の子ども達が夏休みの一日を交通安全について学んで過ごしました。
シートベルトの授業
始めに、「シートベルトが命を守る」と題して、衝突実験の映像を交えての講義が行われました。

手足で身体を支えられるのは時速7kmほど(ジョギング程度)まで!
シートベルトは必ず着用しましょう。
JARIクルマの教室(実車を使った交通安全教室)
続いてチームに分かれていろいろな体験をしました。
こちらは、実際の車を使って「体験」しながら学べる交通安全教室です。

この位置は運転手さんからは見えない「死角」。運転手であるパンダさんの視界を表すモニタにはみんなは映っていません!
また、効果的な反射板の取り付け位置も学びました。
ダミー人形とのふれあい体験
衝突実験時に、人間にかわり衝突の衝撃を受け止めているダミー人形達です。専用の道具を使って、腕や足を着脱する体験をしてもらいました。
「赤ちゃんダミーの体重当てクイズ」も行いました。
シートベルトの効果体験
シートベルトコンビンサに乗車し、時速5kmの衝突体験をしました。たった5kmでもかなりの衝撃です。
(シートベルト効果体験コーナーはJAF様にご協力いただきました。)

馬力測定 ~ 君の馬力は何馬力!? ~
1mの高さの階段を上がるときにかかった時間と、自分の体重から馬力を算出しました。

よーい、ドン!で階段をかけ上がります。
ペーパークラフト作成
毎回好評のペーパークラフト。みんな夢中で作成してくれました。

最後にご協力をお願いしたアンケートでは、
- 「ダミーが面白かった」
- 「衝突体験は怖かったけど、シートベルトの大切さがわかった」
- 「自動車の運転席から人がみえづらい場所があることがわかった」
など、楽しみながらしっかりと勉強できたという感想や、
- 「体験に同行し、講義を聞いて大人でも身が引き締まりました」
- 「親子で交通安全に対する意識が高まった」
- 「さっそく今日から気をつけたい」
など、大人の方からもたくさんの感想をいただきました。
また、「今年のちびっ子博士で1番の思い出です」と、うれしい感想を書いてくれたお友達もいました。
ルールを守っていても、交通事故は誰の身にも起こり得ます。
もしもの時、自分自身を守るために自分達でできることを考えるきっかけになってくれたら幸いです。