JARI 一般財団法人 日本自動車研究所

機能安全(ISO 26262) トレーニング入門コース (研修・セミナー)


コース概要

JARIの機能安全入門コースでは、これから機能安全対応に取組まれる方々や既に取組んでいるものの不安を抱えている方々に向けて講義を行います。
1日分の講義で必要十分な基礎知識を得られることから、受講者満足度も平均約4.5(5段階評価)と非常に高い評価をいただいています。
コースの特徴は主に以下3点です。

  • 1日の講義で、機能安全の概念、なぜ機能安全に取り組むのか、また、ISO 26262の要件の概要まで、豊富な事例を用いて説明を行うため、基礎知識として必要十分な内容を効率的に学習することが可能です。
  • 他のコースと同様に中立機関のJARIならではの講義内容となっております。特に、各社や海外の考え方、要件の意図・解釈、コンセプトフェーズなどに関して、より深く学ぶことができます。
  • 受講者の方にはパートナーシップを結んでいる英国の試験研究機関 HORIBA MIRA の受講証を発行します。HORIBA MIRAはISO 26262 の策定に参画しており、また、数少ないISO 26262 のプロセス認証機関でもあるため、その受講証には高い信頼性があります。

実際にどのように業務を進めていけばよいか知りたい方、また、他社のトレーニングを受講したものの不安が残っている方にも自信をもってお勧めできる内容になっていますので、ぜひご検討いただければ幸いです。

なお、本コースの eラーニングについてはこちら をご覧ください。


受講対象者

  • これから機能安全対応に取組まれる方 または 既に取組んでいるものの不安を抱えている方

開催概要

開催日
  • 2024年  3月11日(月)(終了しました)
  • 2024年  6月10日(月)(終了しました)
  • 2024年  9月  9日(月)(終了しました)
  • 2024年12月  9日(月)
  • 2025年  3月10日(月)

※各日とも同一の内容となります

申込期限
  • 2024年  3月  1日(金)(2024年  3月11日(月)開催分)  ※申込受付を終了しました
  • 2024年  5月31日(金)(2024年  6月10日(月)開催分)  ※申込受付を終了しました
  • 2024年  8月30日(金)(2024年  9月  9日(月)開催分)  ※申込受付を終了しました
  • 2024年11月29日(金)(2024年12月  9日(月)開催分)  ※申込受付を終了しました
  • 2025年  2月28日(金)(2025年  3月10日(月)開催分)
開催時間
  • 9時30分 ~ 17時00分
実施方法
  • WEBオンライン受講もしくは会場での受講、どちらかをお選びいただけます。お申込み時にご選択下さい。
  • オンライン会議ツールはTeamsを利用いたします。
    Teamsはアプリの事前インストール不要でブラウザでも参加できます。
  • オンラインでご受講の方には、テキストを事前にお手元に郵送させていただきます。
会場

(弊所東京事務所でのご受講の場合)

一般財団法人日本自動車研究所 第一、第二会議室
〒105-0012東京都港区芝大門1-1-30
日本自動車会館(芝NBFタワ-)12階

(オンラインでのご受講の場合)

受講者様のご都合の良い場所でご受講いただけます

定員
  • 一開催あたり30名
受講料
  • 48,000円+消費税=52,800円

※お申し込みが少ない場合は開催中止とさせていただく場合がございます。


入門コースプログラム

  • 受付(9:00~9:30)
  • 午前の部(9:30~12:00)
    1. 機能安全への気付き
      1. 自動車産業における安全の重要性
      2. 機能安全とは何か?
      3. 機能安全に対する規格およびガイドライン
      4. 機能安全およびISO 26262の原則
      5. ISO 26262の構造
      6. 機能安全に対するISO 26262の影響
    2. ISO 26262要件の概観
      1. 機能安全の管理
  • 昼食 (12:00~13:00)
  • 午後の部 (13:00~17:00 – 途中休憩あり)
    1. ISO 26262の要件の概観(続き)
      1. コンセプトフェーズ
      2. ISO 26262の製品開発
    2. ISO 26262の将来
  • 終了(17:00)

※会場での録音、撮影はお断りします。


受講者の声

機能安全、ISO 26262についてワードとして認識はしていたが、 今回の講義で規格の成り立ちから理解でき非常に有意義な時間でした。
講師の方もわかりやすい適度なスピードで説明されていたので良かったです。
自社向けに内容を再構築して展開したい。

(車載ソフト開発会社、SW設計)

入門編として機能安全の概要が理解できました。
特に最後に伺った26262を適用することの意義についての説明は言われてからやらないといけないと 感じていた気持ちを変えてくれました。

(車載ソフト開発会社、SW設計)

全く知識のない状態で臨んだのにも関わらず、非常に分かり易い講義であった。
時間配分もよくスムーズに進みとてもよかったと感じている。
社内での事が進めばもう少し踏み込んだ講義にも参加したい。

(電気機器、研究開発)

テキストのページ数から1日で消化できるのかと当初思っていたが、 非常に分かり易く説明していただき為になった。

(エンジニアリング、SW設計)

講師の方のスキル、経験に基づく講義内容は非常に安心感があり、実例も豊富で充実した受講ができた。

(自動車部品、システム設計)


講師からのメッセージ

ISO 26262を適用するということは、規格準拠を達成することが目的ではありません。
ISO 26262をツールとして捉え、そのツールを利用して、リピータブルな製品開発プロセスを実現し、 結果として製品の安全性を高めることがゴールとなります。

ISO 26262に対応するためには、信頼性、ディペンダビリティといった安全学の基礎から、 ISO化されるに至った背景、活動の根拠等を理解することもまた、重要であると考えます。

この想いをもって開発した教育コンテンツが、JARI機能安全入門コースです。
なぜ機能安全に取り組まなければならないかの考え方も含めて、規格の概要について分り易くご説明いたします。

ISO 26262は決して難しい規格ではありません。
従来から行われていた製品開発のやり方をベースに、プロセス面、技術面の両面から整理し、 体系化してくれているので、開発者にとって非常にありがたい内容となっています。
本講座を通じてその概要を理解し、ご自身の今までの開発を見直すきっかけを掴んでいただければ幸いです。


お申し込み方法

お申込みフォームに必要項目をご入力のうえ、お申し込みください。
受講を希望する日と受講方法(会場受講、またはオンライン受講)を必ずご選択お願いします。
お申し込み受付後、請求書をお送りいたします。
お支払い期限までに銀行振込みをお願いします。
当日、現金でのお支払いはお受けしておりません。
振込み手続きが間に合わない場合は、お問合せ先までご相談ください。
入金が確認できしだい受講証をメールにてお送りいたします。

会場受講の方

当日会場にお越しいただき、受付で受講証をお見せください。

オンライン受講の方

開催日までに入力いただいたご住所にテキストを郵送いたします。

注意事項

ご入金後のキャンセルはお受けいたしかねます。
取得した個人情報は、本トレーニングの実施、関連イベント開催および関連情報のご案内のためにのみ利用し、 個人情報の保護に関連する法令および規則を遵守し適切に取扱います。


お問い合わせ先

一般財団法人日本自動車研究所(JARI)
新モビリティ研究部 トレーニング担当
電話番号:03-5733-7925


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