JARI 一般財団法人 日本自動車研究所

機能安全(ISO 26262) トレーニング技術者コース 全モジュール(研修・セミナー)


コース概要

JARIの機能安全技術者コースでは、機能安全対応として行うべき事柄 “what” を どのように実際の業務として行っていくか “how”に主眼に置いて、講義や演習を行います。
実務のイメージを高めて頂けることから、受講者満足度も平均4.5以上(5段階評価)と非常に高い評価をいただいています。コースの特徴は主に以下3点です。

  • 講義には実際のプロジェクトを想定した一気通貫の実践的な演習が含まれています。受講者の方の回答ひとつひとつに講師からコメントをお返ししますので、現実の業務に即したスキルを効果的に学習することが可能です。
  • 他のコースと同様に中立機関のJARIならではの講義内容となっております。特に、各社や海外の考え方、要件の意図・解釈、コンセプトフェーズなどに関して、より深く学ぶことができます。
  • 受講者の方にはパートナーシップを結んでいる英国の試験研究機関 HORIBA MIRA の受講証を、さらに、最終日の修了試験に合格された方にはJARIおよびHORIBA MIRAによる機能安全技術者資格(Functional Safety Engineer)の認定証を発行します。HORIBA MIRAはISO 26262の策定に参画しており、また、数少ないISO 26262 のプロセス認証機関でもあるため、その認定証や受講証には高い信頼性があります。
certificate card sample

機能安全技術者資格(Functional Safety Engineer)認定証

実際にどのように業務を進めていけばよいか知りたい方、また、他社のトレーニングを受講したものの不安が残っている方に自信をもってお勧めできる内容になっていますので、ぜひご検討いただければ幸いです。

なお、資格の有効期間は約5年間です。更新や再試験をご希望の方は 機能安全(ISO26262)お問い合わせフォーム よりお問い合わせください。
また、本コースの eラーニングについてはこちら をご覧ください。


受講対象者

  • JARI機能安全トレーニング入門コースを受講された方 または 機能安全について左記コース受講済と同等の知識を有されている方
  • 実際にどのように業務を進めていけばよいか知りたい方 また 他社のトレーニングを受講したものの不安が残っている方

開催概要

日数
  • 5日間
開催日
  • 2024年  2月  5日(月)-  2月  9日(金)(終了しました)
  • 2024年  3月  4日(月)-  3月  8日(金)(終了しました)
  • 2024年  5月27日(月)-  5月31日(金)(終了しました)
  • 2024年  8月19日(月)-  8月23日(金)(終了しました)
  • 2024年11月25日(月)-11月29日(金)
  • 2025年  2月  3日(月)-  2月  7日(金)

*各回とも同一の内容となります

申込期限
  • 2024年  1月26日(木) (2024年  2月  5日(月)-  2月  9日(金)開催分)   ※申込受付を終了しました
  • 2024年  2月22日(木) (2024年  3月  4日(月)-  3月  8日(金)開催分)    ※申込受付を終了しました
  • 2024年  5月17日(金) (2024年  5月27日(月)-  5月31日(金)開催分)    ※申込受付を終了しました
  • 2024年  8月  9日(金) (2024年  8月19日(月)-  8月23日(金)開催分)    ※申込受付を終了しました
  • 2024年11月15日(金) (2024年11月25日(月)-11月29日(金)開催分)    ※申込受付を終了しました
  • 2025年  1月24日(金) (2025年  2月  3日(月)-  2月  7日(金)開催分)   
開催時間
  • 9時00分 ~ 17時30分
実施方法
  • 修了試験の有り・無し、どちらかをお選びいただけます。お申込み時にご選択下さい。
  • WEBオンライン受講もしくは会場での受講、どちらかをお選びいただけます。お申込み時にご選択下さい。
  • オンライン会議ツールはTeamsを利用いたします。
    Teamsはアプリの事前インストール不要でブラウザでも参加できます。
  • また、演習および修了試験は、learningBOX株式会社のeラーニングシステム:learningBOXを利用いたします。
    (ソフトウェアのインストールは不要です)
  • なお、オンラインでご受講の方には、テキストを事前にお手元に郵送させていただきます。
会場

(弊所東京事務所でのご受講の場合)

一般財団法人日本自動車研究所 第一、第二会議室
〒105-0012東京都港区芝大門1-1-30
日本自動車会館(芝NBFタワ-)12階

(オンラインでのご受講の場合)

受講者様のご都合の良い場所でご受講いただけます

定員
  • 一開催あたり15名
受講料
  • 修了試験は別価格となりますのでご希望の方は<有>を選択してください
  • 修了試験<無>:450,000円+消費税=495,000円
  • 修了試験<有>:480,000円+消費税=528,000円

※お申し込みが少ない場合は開催中止とさせていただく場合がございます。


技術者コースプログラム

第1日

  • 受付(8:30~9:00)
  • 午前の部(9:00~12:00)
    1. 導入
    2. 機能安全の基礎知識
    3. 機能安全管理
  • 昼食(12:00~13:00)
  • 午後の部 (13:00~17:30 – 途中休憩あり)
    1. 機能安全管理(続き)
    2. 演習1(アイテム定義)
    3. 演習発表と解説
    4. ハザード分析およびリスクアセスメント

第2日

  • 受付(8:30~9:00)
  • 午前の部(9:00~12:00)
    1. ハザード分析およびリスクアセスメント(続き)
    2. 演習2(HARA)
    3. 演習発表と解説
  • 昼食(12:00~13:00)
  • 午後の部 (13:00~17:30 – 途中休憩あり)
    1. 機能安全コンセプト
    2. 演習3(FSC)
    3. 演習発表と解説

第3日

  • 受付(8:30~9:00)
  • 午前の部(9:00~12:00)
    1. システムレベルの製品開発
    2. 技術安全要求
    3. システム設計
  • 昼食(12:00~13:00)
  • 午後の部 (13:00~17:30 – 途中休憩あり)
    1. システム設計(続き)
    2. 演習4(TSC)
    3. 演習発表と解説
    4. 統合とテスト

第4日

  • 受付(8:30~9:00)
  • 午前の部(9:00~12:00)
    1. ハードウェアレベルの製品開発
    2. ハードウェア安全要求
    3. ハードウェア設計
  • 昼食(12:00~13:00)
  • 午後の部 (13:00~17:30 – 途中休憩あり)
    1. ハードウェアアーキテクチャメトリック
    2. 演習5(ハードウェアアーキテクチャメトリック計算)
    3. 演習の解説
    4. 統合とテスト

第5日

  • 受付(8:30~9:00)
  • 午前の部(9:00~12:00)
    1. ソフトウェアレベルの製品開発
    2. ソフトウェア安全要求
    3. ソフトウェア設計
  • 昼食(12:00~13:00)
  • 午後の部 (13:00~17:30 – 途中休憩あり)
    1. 統合とテスト
    2. 生産・運用・廃棄
      修了試験無しの方はこの講義で終了となります
    3. 修了試験
  • 全過程終了(17:30)

※会場での録音、撮影はお断りします。


受講者の声

プロジェクトマネージャとセーフティマネージャを兼務してます。
プロジェクトに対して機能安全を適用する具体的な指針を示してもらえたので、 実際の業務に当てはめてみたいと思う。

(自動車部品、システム設計)

実務でも取り組み始めているので、その中で上がっていた疑問点が解消できた。
また、逐次質問を受け付けながらの講義スタイルも良かった。

(自動車メーカ、システム設計)

これまで26262のアイテム定義とは何をやるのか、自分で26262をスタートして この1年間さっぱり分らなかったが、演習を通して何をやるのか内容と手順が非常に良く理解できた。

(自動車メーカ、品質保証)

ソフト開発担当なので、ハードウェア設計の流れや用語が理解できていない部分がありました。
しかし、このことを配慮して繰り返し説明していただけたので、理解できました。
ソフト観点でしたがハードの機能安全での取組みを認識できました。

(電子部品、ソフト設計)


講師からのメッセージ

本コースは英国の試験機関HORIBA MIRA社のコンテンツをベースに、 JARIが進めてきたISO 26262共同研究活動の結果を組込み、 欧州の考え方と日本の知見の両方を学べる内容です。
講師自身が過去に受講した他社のトレーニングで、技術者の立場で理解できなかった内容を精査し、 分かりやすく解説します。

講義と並行して進める演習問題は、個人学習の後にグループ討議を行なうスタイルが特徴です。
異なる意見を聞くことにより、一層理解が深まるとの好評価をいただいてます。
また、講義では講師が一方的に説明するのではなく、受講生の皆様と対話しながら進めることを心掛けています。

教材、講義、運営、全てにおいて、受講者の皆様の声を基に工夫を加え、 より良い内容になっていると自信を持っています。
本コースが皆様の機能安全への取組みの一助となれば幸いです。


お申し込み方法

お申込みフォームに必要項目をご入力のうえ、お申し込みください。
受講を希望する日程と受講方法(会場受講、またはオンライン受講)を必ずご選択お願いします。
お申し込み受付後、請求書をお送りいたします。
お支払い期限までに銀行振込みをお願いします。
当日、現金でのお支払いはお受けしておりません。
振込み手続きが間に合わない場合は、お問合せ先までご相談ください。
入金が確認できしだい受講証をメールにてお送りいたします。

会場受講の方

当日会場にお越しいただき、受付で受講証をお見せください。

オンライン受講の方

開催日までに入力いただいたご住所にテキストを郵送いたします。

注意事項

ご入金後のキャンセルはお受けいたしかねます。
取得した個人情報は、本トレーニングの実施、関連イベント開催および関連情報のご案内のためにのみ利用し、 個人情報の保護に関連する法令および規則を遵守し適切に取扱います。


お問い合わせ先

一般財団法人日本自動車研究所(JARI)
新モビリティ研究部 トレーニング担当
電話番号:03-5733-7925


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